七夕で飾る五色の短冊|五色にはそれぞれ叶う願いがある!
2022/11/11
七夕の由来については、前のブログでも書きました。
要約するとこういうことです。
織姫と彦星は夫婦で、ふたりでいると遊んでばかりで、働かないので天の神様が怒って、2人を離れ離れにした。
悲しくて、ますます働かなくなったので、7月7日の七夕の日だけ、ふたりで会う日を作ったところ、元通り働くようになったというお話です。
そんなストーリーのある七夕ですが、五色の短冊に願い事を書くと願いがかなうという言い伝えもあります。
七夕の歌にもありますが、短冊にももちろん由来があります。
織姫はもともと機織り職人。生活の糧である機織りがうまくなりたいという願いごとから、芸事、書道などがうまくなるようにと変わってきました。
それが、現代では短冊に書いた願い事がかなうという風に変わってきたということです。
そして、五色の短冊にも決まりがあるのをご存知でしょうか?
色はご存知の通り5色。『青・赤・黄・白・黒』と決まっています。
これは、七夕の歌にも出てきますので有名ですね♪~(^。^)
そしてそれぞれの色ごとに叶う願い事があります。
これらは、中国の五行という思想のもとに成り立っています。
東洋医学の陰陽五行説とも通じる考え方ですね。
『青』 ・・ 成長
他人の痛みがわかるなど、人間として一回り大きくなるための自身の成長に関する願い事を書きます。
『赤』 ・・ 感謝
お世話になった人に、いつもありがとう。
いつまでも元気でお過ごしください、という願い事を書きます。
『黄』 ・・ 人間関係
〇〇さん(くん)と仲良くなれますように。など人間関係をよくするお願いを書きます。
恋人になりたいなどもいいかもしれませんね(^^)
『白』 ・・ 規則
毎日寝坊しないようになど、規則正しい生活をする。
自分で決めた目標に対するお願い事を書くといいかもしれませんね。
『黒』 ・・ 学び
テストで100点がとれますように。志望校に合格しますようになど勉強や学問に関するお願い事を書きます。
受験生にはお勧めの短冊ですね。
このように七夕にはいろいろな風習があります。
短冊に込めた願い事を叶えるためにも、きちんと5色の色に合わせて、願い事をして、
努力を惜しまず頑張って、天帝に褒められるくらいになってほしいですね。
子どもたちに、明るい未来がありますように~~~☆