離岸流に注意!~アクシデント発生~唐子浜での海水浴
2019/05/19
そろそろ夏も近づいて、日に日に暑くなって来ています。
暑くなると海が恋しくなりますよね。
そんな時に注意しなければならない離岸流について体験したことを書きました。
唐子浜海水浴場に
冒頭の写真は唐子浜海水浴場から帰ってきて浮き輪たちを干しているところです。
さすがに4人の子どもがいると洗うだけでも大変です(^^;)
唐子浜海水浴場は、今治では一番人の多い海水浴場。
でも、日曜日は海水浴客はあまりいなくて、ほぼ貸切状態の海岸に子どもたちは大喜び。
僕が準備をしていると、あっという間に海に浸かっていました(笑)
ご存知の方も多いと思いますが、瀬戸内の海岸は遠浅です。
潮が引いていたのもあり、赤灯台が近くに見えていました。
しばらく遊んでいた長男が少し寒くなってきたというので、ボートに乗ることに。
もちろんボートは持参です。これがまた膨らませるのが大変で・・(苦笑)
ボートに乗ると、3番目の子どもも一緒に乗ると言い出したので仕方なく一緒に沖へ。
子どもたちは、灯台まで行くんだと大はしゃぎです。
残りの二人の子どもは、ママと一緒に浮き輪でついてきてました。
少しずつ沖に出たところで、灯台にはいかないと子どもに伝え、そろそろみんなを連れて帰ろうと思って漕ぎ始めました。
と、ここでアクシデント発生!!
離岸流に乗ってしまったのか、ボートも浮き輪も岸に向かって進みません。
妻には、ボートにつかまらずにとにかく横に向いて泳げと指示を出し、僕はとにかく必死にボートを漕ぎました。ところが、ボートは全く進みません。
ゴムボートは船底が平らなので浮いて流されている感じがします。
妻たちが海岸に向かって進み始めたのを確認し、僕はボートを押して進むことにしました。
子どもには動くなと伝え、ボートの端から転がるように海に入ります。
ボートから海に入るときは、これが一番揺れません。うまくおりないと転覆してしまいます。
ボートの端をつかみ、泳いでいるとやっと少しずつ海岸に向かって進み始めました。
途中妻を追い抜き先に子どもたちを海岸へ。
無事に送り届けた後、子どもの浮き輪をもって残りの子どもと妻を助けるため引き返しました。
妻と子どもたちを捕まえて、何とか海岸まで到着。
さすがに二回も子どもたちを引っ張ると、海から上がった後は足が動きません(汗)
それから、子どもに離岸流の怖さを伝えて、沖には出てはいけないんだということを説明しました。
1人の時にはそれほど気にならない距離ですが、
浮き輪を付けていても、これほど人を引っ張るのがしんどいとは思ってもいなかったです。
※離岸流
遠浅の海で起こりやすい、海岸から離れていく波。
沖に流されていく見た目にはわからない潮流のこと。
対処法は、とにかく海岸と同じ横方向に泳ぐこと。
これから、海水浴の季節が本番です。
海に行くときは離岸流などの知識を頭に入れて、気を付けて泳いでくださいね。