「デング熱」蚊の媒介する伝染病・法定伝染病第4類の予防方法は?
2019/06/22
以前に新聞テレビをにぎわしていた話題といえば代々木公園周辺から発生した『デング熱』があります。
あの時には急に感染者が増えて、心配している方も多かったですよね。
少しでも心配事を減らすために、まずはデング熱についてまとめてみました。
デング熱
潜伏期間は2〜7日。
風邪と同じような症状で、頭痛・発熱・倦怠感などがある。
症状は1週間程度で回復することがほとんど。
まれに重症化するデング出血熱になることがあるが、死亡例はほとんどない。
症状の大半は、実はインフルエンザ程度。
法定伝染病第4類に分類されていて、人から人には移らないが、蚊が媒介することで拡散することから、当時発生源だとされていた代々木公園を封鎖したということです。
法定伝染病というと、ものすごく怖いイメージがありますが
実は、インフルエンザもその一つ。法定伝染病の第5類に指定されています。
法定伝染病
そのほかの法定伝染病には、
日本脳炎や、風疹、はしか、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱(プール熱)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、水痘(水ぼうそう)、手足口病、伝染性紅斑(リンゴ病)、突発性発疹、百日咳、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)など、どこかで聞いたことがある病気が実はたくさんあります。
伝染病に指定されているからといって、それがすべてものすごく重度な感染症で、死に至るような症状を引き起こすわけではなく、自分自身の体調管理次第で防ぐことができ、多くの感染の拡大を防ぐことができるということです。
仮に、今回の伝染病がデング熱ではなく、インフルエンザだったとします。
そうすると、飛沫感染があるので、患者が隔離され、予防の対策としてマスクをして外出する人が多くなるかも知れませんよね?
デング熱の場合は、蚊が媒介するので公園の封鎖という事態になっただけで、逆に言えば、『外出をやめて、蚊に触れない生活を40日間しましょう』と考える人も多かったかも知れません。
感染症は自分の行動次第で防ぐことができます。
また、今回取り上げたデング熱のように重症化しにくいものは、風邪の症状が長びくようだと思ったら、病院にかかるくらいの気持ちでいいのではないでしょうか?
病気を気にするのはいいですが、気にしすぎはダメということですね。
実際にこの騒動があった時に東京への出張がありましたが、特に感染予防をせずとも何もかかることもなく無事帰宅することができました( ´∀`)
もちろん予防が大切です。
しっかりと頭に理解して、適切な行動が出来るよう心掛けたいですね。