男性も知っておきたい!妊娠周期ってなに?
2022/11/11
あなたの奥さんが妊娠すると、気になるのが身体の状態。
はじめての妊娠となると、うれしい反面とても不安もあると思います。
僕自身は医療の勉強をしていたのもあって、
ある程度の理解はしていましたが、それでも日々の妻の状態を見ていると、
しんどそうだなーとか、大丈夫かな?という不安もありました。
男性にはなかなかわからない妊娠での身体の変化を、
4人の子持ちで、医療従事者の僕がポイントしぼって
説明したいと思います。
妊娠周期って?
妊娠前最後の生理から出産までの間を妊娠期と呼びます。
妊娠期間は10月10日(とつきとおか)と言われますが、
実際には週数で数えるので、40週間=280日となります。
妊娠初期は何に気を付けるの?
妊娠後15週目(4ヶ月目)までを妊娠初期と言います。
妊娠初期は、つわりが始まったり、
軽い腰痛などが出たりと、すこしずつ身体の変化が出てきます。
妊娠2週目で受精し、妊娠検査薬などで妊娠がわかるのが5週目くらいから。
実はこの時はまだ着床しておらず、胎児ではなく胎芽とよばれます。
着床時期は、7週目と言われ、8週目に入ると胎児と呼ぶようになります。
7週目で、赤ちゃんは2cmくらい。
この時期までは流産しやすいですが、風邪などに気を付けて過ごしたり、
奥さんが無理をしないようにサポートをしてあげるのがお勧めです。
妊娠中期(安定期)
妊娠して16週目(5か月)に入ると、安定期と呼ばれます。
安定期に入ると、つわりもおさまってきます。
妊娠前のように動きやすくなる時期でもありますが、
お腹が少し出てき始めて、外見からも妊娠が分かるようになってきます。
胎動を感じ始めるのもこの時期。
男性にとって、胎動を自分の手や目で感じると
父親になった感覚が急に強くなる時期です。
胎動がわかるようになっても、
男性がおなかに触るとなぜか動かなくなるという
「妊娠あるある」もあります(笑)
妊娠後期~臨月
妊娠後期になると、かなりお腹が目立ってきます。
だんだんと動きにくくなってきて、
お腹が大きくなり妊娠線もできやすくなるので、
妊娠線を予防するクリームなどをおなかに塗ってあげると、
お腹の下に手が届きにくい奥さんにとても喜ばれます。
36週目(10か月)で臨月になり37週になると正産期といわれ
いつ出産してもおかしくない状態になります。
ここまで来ると赤ちゃんとの対面まであと少し。
男性は引き続きサポート役と、いつでも出産に対応できるよう
準備しておくのがお勧めです。
出産の兆候が出ると、あわてる場合もありますので、
どこに連絡して、どうしてほしいかを奥さんと話をしておくのがポイントです。
妊娠出産は、男性にとってはわからないことが多いですが、
奥さんをよく見て、今まで以上に大事にしてあげることが大切です。