【知らないと損をする】のこぎりには縦挽き鋸と横挽き鋸があります
2022/08/17
4人の子持ちパパの知ってると得する情報。
今回は、ノコギリの刃の種類についてお伝えします。
最近DIYの番組も多いですよね。
自宅でも色々と作業をして、いろんなものを作る方も多いと思います。
ただ、そんな中にも初めてノコギリを握る人がいるのも事実です。
初めてノコギリを握るという方で、ノコギリの刃には縦挽きと横挽きがあるのをご存知でしょうか?
冒頭のイラストにあるように、ノコギリには大きく2種類あり、刃の形も全く違います。
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イラストだけではわかりにくいので、インスタグラムから両方載っている画像を転載しますね。
インスタの写真で見たときに上になっている方の刃が「横挽き」で、下になっている方の刃が「縦挽き」です。
冒頭のイラストと同じように刃の形が違うのがよくわかると思います。
縦挽きと横挽きが違うのは、木の繊維の方向によって硬さが違うから。
繊維の方向に切る縦挽きのノコギリは、繊維を裂くように切れるので刃の角度もキツく大きくなっていて、刃の向きが左右についています。
木を切っていくスピードも早いですが、切った断面が少し荒くなることがあります。
繊維を切断する方向に切る横挽きのノコギリは、繊維を横に向けて切っていくため、刃の角度も浅めで刃もそれぞれ小さく、2種類のタイプの刃が交互に並んで繊維を切っていくようになっています。
木を切るスピード自体は縦挽きに比べると遅いですが、切った断面は縦挽きに比べて細かくなります。
縦挽きのノコギリでも、木を横に向かって切ることはできますが、刃がうまく立たないためまっすぐにスムーズに切っていくことがとても難しいです。
見た目に大きな刃なので切りやすそうに見えますが、横挽きには向いていません。
また、横挽きのノコギリでも縦に切ることはできますが、縦挽きノコギリに比べて繊維を割いていくスピードが遅いため時間がかかります。
それぞれのノコギリの刃にはこういった特徴がありますが、どちらにも共通した点もあります。
ノコギリで木を切る方向は、どちらも引いて切るようになっています。
実は、これは日本のノコギリの特徴だそうです。
西洋のノコギリは日本のノコギリと違い押して切るもの。
形も少し違います。
残念ながら写真は見つけることができなかったのですが、イメージはこんな感じです(笑)
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押して切る鋸なので、日本のノコギリのよりも固く分厚く、押したときに力が入りやすいような形をしています。
背景には硬い木を加工する必要のあった西洋では力が入りやすいよう、押して切る鋸になったと言われています。
それに比べて日本のノコギリは力を入れずスッと挽いて切る事ができるので、繊細な仕事に向いているのかもしれませんね。
ブログ監修