20年以上初代ユーノスロードスター(NA)に乗る私が現行マツダロードスター(4代目ND)試乗してみました
4人の子持ちパパの僕は、平成8年式のユーノスロードスター(NA)に乗っています。
まずは私の乗っているロードスターをご紹介。
ロードスターは25年前に登場し、いくつもの特別仕様車を作りました。
初代ロードスターの特別仕様車の中で最終モデルのVR-Bエディションと言われる21年前の車です(笑)
21歳からNA・NA・NBそしてNAと乗り継いで新しい車にはあまり興味がなかったのですが、今回の現行ロードスターはとても気になる存在でした。
ということで、試乗してきました(笑)
今回はそれについて書いていきます。
まずは見た目の印象です。
冒頭の写真の通り、歴代のロードスターに比べてシャープな顔。
ただ、パッと見た印象からロードスターだということはすぐにわかる横からのシルエットが継承されているのはうれしいところです♪
横から見たラインは、ほとんど今までのロードスターと変わりません。
3代目(NC)に比べるとフロントフェンダーの部分がすっきりしてちょっと男前になった印象です。
後から見た印象はお尻が大きくなった感じ。
リアコンビランプがコンパクトに、そしてイタリア車のようなおしゃれな感じになりました。
今までの系統はイギリス車っぽかったですね。
ちなみに、赤い車の写真は11年前に乗っていた僕の車です。
写真が古いので画質が悪く見にくいですが、だいぶ変わった感じがよくわかります。
それでは、ロードインプレッションです♪
走り始めてすぐに感じるのは、いままでのロードスターと比べてヒップポイントが下がったこと。
座った時の包まれ感がかなり高くなりました。
シートはお尻と腰をふんわり包んでくれる感じです。
外から見た印象とは違い、フロントガラスから見える視界はフェンダーの張り出しが強くて幅や長さがとても把握しやすい感じです。
アクセルを踏んで加速していくと、インパネの中に数字が見えます。
数字は現在のシフトポジションでそこにシフトアップのポイントになると矢印とともにシフトアップするギアの数字が出てきます。
これは、はじめてマニュアルに乗るかたや久しぶりの方にはとても助かると思います。
すこしギアを引っ張って加速していくとシフトアップの数字が2~3こ大きな数字になることから適切な速度とギアを選択してくれるようです。
加速感は、1500ccとは思えないくらい軽く加速していきます。
今乗っている1800ccのNAよりも軽い印象です。
ステアリングをきっても軽さが際立ちます。
パワステの動力も強くなっているのか、車幅や車長の関係か、とても軽快に車の向きを変えてくれます。
少々荒っぽいハンドリングをしても、軽くいなしてくれる、そんな懐の深さも感じる乗り味です。
あくまで試乗コースなので山道などは走っていませんし、制限速度内での加速やコーナリングなので、ロードスターの魅力を十分発揮しているわけではありませんが、それでも素性の良さを感じます。
NAとくらべても大きさを感じることなく、軽く安定して走るので、今現在選べる中では最適なライトウエイトスポーツカーだと思います。
NBとくらべても安定感が増したので、直進性はいいうえに、コーナリングの感じはNAの軽さに安心感が増しているので、すごく運転しやすい感じでした。
ひとつ理想を言えば、NAと比べると操作している感じが少ないかも。
安定しているので少々無理をしても車がしっかりと支えてくれる感じです。
NAのいいところであり悪いところでもある、軽快感(不安定感ともいう)がもう少しあればいいのですが、これだけ安全性も上げるとまさに現在できる限りの最高のバランスなんだと思います。
現在ではあちこちのマツダショールームで乗ることができるので気になるかたは、ぜひ一度乗ってみてくださいねー。