『端午の節句』は子どもの日~男の子のお祝いでかしわ餅とちまきとどっちを食べる?
2022/11/11
5月5日は、子どもの日。
うちには女の子2人、男の子2人の4人の子どもがいます。
子どもの日は、男の子の成長を祝う日という
イメージがありますが、なぜ子どもの日というのだろうと
ギモンに思っていました。
不思議に思うと調べたくてうずうずしてきます(笑)
ということで、調べてみました。
5月5日は、もともと端午の節句と言われていました。
『端午の節句』とは五月初めの午(うま)の日のこと。
端ははじめという意味で、午の言葉の響きが5に通じるため
奈良時代から5月5日になったようです。
3月3日が女の子の節句として確立してきたころ
5月5日は男の子の節句として定着してきました。
端午の節句には菖蒲の花を飾りますが、
菖蒲→尚武ということで、武につながることから
武士の間で鎧兜とともに飾るようになりました。
また端午の節句には「かしわ餅」や「ちまき」を食べます。
関東ではかしわ餅、関西ではちまきをよく食べます。
僕は愛媛県ですが、かしわ餅とちまきのどちらも食べていました。
あんこの入ったかしわ餅もいいですが、
シンプルなちまきも、おいしいんですよね(#^.^#)
ここで一つ、雑学です。
かしわ餅に使われている柏。
柏の葉は新しい葉ができるまで落ちることが無いので
子孫繁栄の象徴とされてきました。
ちまきは邪気を払うと言われ、
端午の節句とともに中国から伝説として入ってきました。
関東関西で食べ物の好みが違いますが、
こういうところにも出てくるのは面白いですね(笑)
こどもの日には菖蒲の花や鎧兜とともに鯉のぼりも飾ります。
花より団子ではないですが、菖蒲の花より、かしわ餅やちまきが
うれしかった記憶があります。
端午の節句は時代や地方によっていろいろと違いがあるようです。
もともとは子どもの健やかな成長を願う行事。
カタチは違えども、気持ちはしっかりと伝えていきたいですね。
うちの4人の子どもたちにも、ますます元気に育ってほしいです。