【貴重映像】10数年に一度?!めったに咲かない花〜幸福の木(ドラセナマッサンギアナ)でも実は…
2022/11/11
観葉植物といえば幸福の木というくらいお店や家においてあるところは多いですよね。
うちにも置いてあるのでいつも見慣れている木でしたが、今回初めて花を咲かせてくれました!
幸福の木とは?
幸福の木は、ドラセナマッサン・ギアナと呼ばれる熱帯の植物です。
ドラセナ属と言われ50ほどのいろいろな種類がある木みたいですが、冒頭の写真の木はドラセナマッサン・フレグランス・ギアナと言われ、「フレグランス」と名前がつくほど、とても香りの強い花を咲かせる種類です。
とても生命力の強い木で、1000年を超える樹齢のものも見つかっているそうです。
以外に知られていませんが、100均や雑貨屋さんでも売っていることのある、ミリオンバンブーも、ドラセナ属の木になります。
うちの「幸福の木」プロフィール
開店のお祝いでいただいた木で、うちに来てからもう14年になります。
初めて来た時には130cmくらいだった木が、現在では天井に届くまで大きくなり240cmほどあります。
今までに2回植え替えをして、その度にちょっとずつ大きな鉢に植え替えているので、幸福の木もちょっとずつ大きくなって来ました。
ご存知の方もいるかもしれませんが、植木の大きさは鉢の大きさ合わせて根が大きくなってくるので、それに比例して成長してどんどん背が伸びてきます。
盆栽が小さいまま何年も樹齢を過ごせるのは、植木鉢の大きさが小さいまま育てるからなんですね。
ちなみに、盆栽も地面に植え替えると普通に大きな木になるそうです。
幸福の木の花をご覧ください
写真は蕾です。この頃からちょっとずつ香りもして来ます。
蜜が溢れて来ているのも確認できます。
花が開いている写真はあまりいいものが無かったのでインスタグラムからもお借りしました。
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ツボミだったものが開いてくるとこんな感じで小さな花がたくさんパッと咲いてくれます。
それぞれが開くとますます甘ーい香りが部屋中に広がってきます。
拡大してみると、ひとつひとつの小さな花が大きな丸い花を作っているように見えますね。
うちに来てご覧になった方にとても好評のお花と香りです。
花はそれほど長くは持ちません。
パッと咲いてしまった後は、こんな感じでちょっとずつしぼんでいってしまいます。
しぼんでからも花の色が白い間は香りが続いているようでした。
実は花が咲くのはあまり良くない?
ドラセナマッサン・フレグランス・ギアナにかぎらず、観葉植物自体はハッパを観賞することを目的としているので、本来はあまり花が咲くことは良くないとされています。
その理由は、花が咲くときは木自体が弱っている時と言われるから。
花が咲くのは子孫を残すためで、木の栄養もかなり消費して次の代に栄養をバトンタッチするということです。
木が弱ってきているのでそれを解消する必要があるかもしれません。
花を咲かせないためにはどんな対処方がイイの?
木を植えている土の栄養が弱ってきていることも多く考えられるので、植え替えたり土を足してあげると良いようです。
うちの幸福の木を植え替えたのも、実はそれが理由でした。
一度目は単純に大きくなってきたので植え替えて、2度目は花が咲いて土自体が弱ってきているようだったので新しい土と入れ替えてあげました。
他には、部屋の温度を15度以上に保つというのもいいようです。
気温が一ケタになってしまう日が続いてくると熱帯植物であるドラセナは弱ってしまうそうなので、気温の変化の少ない場所に置いておくことが大事です。
花が咲いて香りを楽しむのも一興、緑のきれいな葉を楽しむのも一興ですね。