『アルメニアンダンス・パート1』吹奏楽の名曲といえば!アルフレッドリード作曲
2022/11/11
中学生から吹奏楽をはじめて、もう20年が過ぎました。
学生時代は音楽に打ち込み、高校生の時には全国総合文化祭で沖縄にも行かせていただきました。
今でも、吹奏楽団に所属していますが、仕事の都合によりなかなか練習に行けません。
なかなか音楽ができないなら、大好きな曲のことをブログに書いちゃおう!と気が付きました(*^^)v
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記念すべき1つ目は、だれもがしっている吹奏楽曲。
アルフレッドリード作曲のアルメニアンダンスパート1です♪
この曲はリード作曲の中でも超定番。
経験者なら一度は吹いたことがあるのではないでしょうか?
冒頭の3連符からはじまるファンファーレは一瞬で聴く人の心をつかむ名フレーズです。
この曲では、金管の中では地味目の存在のホルンが大活躍します。
冒頭のファンファーレから、いきなりホルンが珍しく自己主張。
こんな音が出る楽器なんだーと思ったことを記憶しています。
そこから続く木管による細かな音符のつながりの後、オーボエが空気感を一掃して、まるで、アルメニア地方のさわやかな朝が始まったような感じです。
木管楽器による、ハミングしながら軽いダンスを踊っているようなメロディの受け渡しが続き、サックスがしめてくれたところで、再びホルンの登場!高音のフレーズで聞かせてくれます。
ホルンの朗々とした旋律が終わった後、またサックスのダンスが始まります。
ここでのサックスは、アルトサックス。
アルトサックスの運動性の良さが軽快なダンスを連想させてくれます。
この旋律の裏では、ファゴットやオーボエが支えてくれます。
それぞれの楽器のいいところを聞かせてくれるのは、やっぱりリードの曲の特徴ですね。
打って変わって曲調が静かになります。
ゆったりとした旋律は、ユーフォニウムの音色が抜群に似合います。
ここから次第に曲はクライマックスに向かって少しずつ盛り上がっていきます。
先ほどまでと違い、急にテンポが速くなり、細かな音符が並ぶ軽快な旋律になってきます。
その裏では、やはりユーフォニウムが朗々とした裏旋律を聞かせてくれます。
忘れていたころにやってくる、ホルン。
ここでも、高音の旋律でこの後の曲の盛り上がりを想像させてくれます。
最後の盛り上がりに向けて、木管群の勢いのいい細かい音符の連続が続きます。
『ゆけゆけ』という名が付いているこの曲は、9連符の連続が最後に加速するように曲を盛り上げて、ダンスがはじけるようにエンディングを迎えます。
聴き終わると、鳥肌が立つくらいの盛り上がりはこの曲の最大の特徴です。